【English is below】
恥ずかしながら簡単に人生を振り返らせてもらいます。
日本で大学生の時までサッカーを続けたが、夢であったプロサッカー選手にはなれなさそうばかりか、精神的に不安定になり大学で４年間サッカーを続けることもできなくなり自暴自棄になる。
状況はますます悪化し、なんとか所属していた社会学部を卒業するも、就職活動を一切やってこなかったため、自動的にほぼニート生活へ移行。とは言っても、学生生活の終わり頃は、ほぼ外出しなかったので、個人的には状況に変化はなし。
その頃、付き合っていた彼女以外の連絡先をすべて消去する。ホントにいろんなことが嫌になった。
親の知り合いに頼み込み、僕にアメリカでホームステイする機会を与えてもらう。約３ヶ月、その日本人の家庭にお世話になり、その間近くの大学のサマーセッションに参加、ワシントンD.C.〜ニューヨーク市を自転車で旅行（１週間）、カナダで大学院生をしているその家庭の娘さんと会ってアメリカの学生生活の話を聞いたりして留学に興味を持つ。この頃すでに２２歳だったが、沢山の人に「君はまだ若い」と励まされ、失っていた希望をもつ。
日本に帰国後、一旦の目標を留学に設定する。とりあえずは働かないといけないと考え、とある会社に入社するが強烈な訪問販売の会社で休みも殆どなく、英語の勉強すらできない日が続く。周りの目もはばからず電車の地べたに座って寝てしまうほどに体力的にきつく、当初の目標に立ち返るために半年足らずで会社を辞め、バイトをしながら英語の勉強を始めることにした。何にも収穫のなかった半年というわけではなく、警察に通報されるかもしれない（グレーゾーン）状況の中で、飛び込みでセールストークをした経験は、小さな僕に少しだけ勇気と度胸を与えてくれた。
どうやら留学をするにはTOEFLを受験することが必要らしいと知り、少し問題を解いてみるが全く理解不能。大学まで一応クラスで勉強してきた英語とは何だったのかと唖然とした。ひとりでやる勉強に限界を感じ、TOEFLを勉強するグループを探して、アポイント無しで参加させてもらう。これが運命の出会いとなる。
少し宗教じみたその厳しい勉強会は、確実に怠け者の自分を成長させてくれた。初めてTOEFLを受験した時はあんなに絶望したことはないぐらい刃が立たなかったテストだったし、僕の出来の悪さから、何度かその勉強会から退会させられそうになるが、なんとかしがみついて勉強し、１年かけてTOEFL ibt スコア７０点を獲得。途中から、ある会社で契約社員としても働き始め、良き上司にも恵まれ、忙しい毎日だったが充実した生活をおくる。
その後、会社を辞め、念願の留学を開始。
何にも興味のなかった僕だったが、唯一興味のあった宇宙を勉強するため、専攻を物理学に変更。
その大学では、物理の実験授業でTA（ティーチングアシスタント）としてバイトし、リサーチプログラムではダークエナジーに関する教授のリサーチに携わらせてもらった。TAのバイトでは、後輩学生に教えなければならないため、しっかり勉強する必要があったので、自分の勉強にもなった。何よりもたくさんの学生や教授と関わることができたのが、僕にとっての財産となった。英語が不得意にもかかわらず、優れた？TAに送られるPhysics Senior Fellowshipに選ばれたのは、僕にとって嬉しい出来事だった。リサーチプログラムでも、一番最後の研究発表では、物理や数学の発表参加者の人数は少なかったものの、留学生の参加者は僕ひとりの中、1st Placeに選ばれたのは、これまでの努力が報われた気がした。
無事、念願の物理学部を卒業。本当は、夏にある大学のリサーチプログラムに参加し、秋から大学院に進みたかったが、そうそうすんなりは行かせてもらえず、現在日本に帰国中。勉強しながら、経済的な基盤をつくるために、スカイプで日本語、数学、物理を地域や国籍を問わず教え、ネットでプラットフォームのようなものを作ろうとホームページ制作中。
いつか絶対、重力の研究をやってやるつもり。
こうやって軽く人生を振り返ってみても、要領が悪いのが自分でもよくわかるし、日に日に年齢を重ねていくのを認識するのは辛い部分があるが、日本の学生時代に何も希望を持てなくなったあの日々に比べれば、僕の人生まだまだ捨てたもんじゃないなと思える。
当時、僕の今回の人生では縁のないことだと考えていた英語や物理というものを、今は扱えるようになって今まで見えてこなかった世界が見えるようになったのは、財産以上の何物でもない。
これを読んだ人は、「あ、こんな奴でも生きているのか」と反面教師というか、自分に自信を持って生きていって欲しいと思います。
自分も幸せになりたいし、誰かを助けられる存在にもなりたい。今の自分でもできること、もっと探して行きたいと思います。
英語に関しては、自分も苦労したというか、今も勉強中なので、今留学に向けて頑張っている人に対してはお手伝い出来ることがあると思います。
お気軽にメッセージください。
留学中に出会った友達とは現在でも親交があり、ときどき一緒に旅行したりする仲。直近ではベトナムに行きました。
物理の勉強を続けたいということで、物理の記事も作成中
I always think of what is good.
To answer this question is very difficult because it could be changed by different perspective. Something might be good for me, but others.
I am going to report my activities that I try to do something good for the world and society on here.
I am studying Physics and participating the research program of Cosmology. More specifically speaking, my research is about dark energy. That is the largest cosmic inventory. Actually, we do not a lot of things about it. However, thinking about the largest property in the universe (about 70% is dark energy in this space!!) makes me feel good.
I am a TA (Teaching Assistant) in Physical Science Lab and General Physics Lab. Interacting students and teaching the stuff are very good opportunities to improve not only English, but also my knowledge of Physics.
Privately, I am an online tutor who is teaching Japanese and Mathematics.
I am still searching what to do for making the world better. I am not able to do anything good.
This website would be the place that such a small guy writes his struggling with his life.