誰でもTOEFL ibt 60点以上は取れる(4)リスニング編

TOEFL ibt のセクション順で言うと、次はリスニングですね。ここはホントにTOEFLの鬼門だと思います。なぜなら、これこそ一朝一夕ではどうにもならないスキルなので、これまで培ってきたもの、無い場合はこれから一番がんばっていかなければならないところだと思います。

リスニング編

これに関しては、戦略もくそもないです。ただひたすら毎日英語を聴くしかありません。

リーディングのテキストを1周終わらせたら、その日の勉強の60%以上はリスニングに充てる感じで進めてください。時間が許すなら1日10時間とか聴き続けてもいいです。それぐらいしないと、リスニング力はあがりません。

特にTOEFL ibt ではリスニングのセクション以外でも、スピーキングの時にリスニングできないとそもそも答えられない問題があったり、最後のライティングのセクションでも短い講義を聴いてからライティングを始める問題もあるので、リスニング力がTOEFLのスコアに大きく関わってくるのは間違いありません。

リアルなコミュニケーションをイメージしてもらったら良くわかるんですけど、相手が何言ってるかわからなければ、コミュニケーションとして成り立ちませんよね。実際に留学始まってからも、一番重要になってくるスキルなので「これは将来の自分に大きく関わってくるんだ」と意識して取り組むとモチベーションも上がってきますよね。

何を聴けばいいのか

特にどれが良いとかはありません。TOEFL ibt では同じ音声ではなく、問題によって人の声が変わって多少のアクセントの違いがあったりするんですが、実際現地のネイティブの癖というかアクセントの種類に比べれば、TOEFLのリスニングはとても丁寧に発音してくれています。

かなりの長期戦になってくるので、あまり堅苦しくないものが良いです。

と言いつつ、自分はこれまでと同じ旺文社から出ているリスニングのテキストを購入して、リーディングのときと同じように進めていきました。他には、日常会話が載っているCD付きの薄めのテキストを買ってきて、毎日聴いて、それを復唱していました。

始めは短い文章から

何を聴いてもいいからといって、いきなりBBCニュースとか難易度の高いものから始めるのはオススメしません。もうある程度、聴き取れる状態であれば、BBCニュースでもドラマでも何でもいいのですが、ここで説明しているのはTOEFL ibt スコア60点を目指す人に向けてですので、「英語が苦手で全然聴き取れない」人を対象に話を進めていきます。すでにBBCとか聴ける人は、これまでに英語を学校の授業以外でも取り組んできた方だと思うので、60点は余裕でしょう。

それで、日常会話の比較的簡単な英語が入ったCD付きのテキストがオススメと言いましたが、それは後のスピーキングのセクションで役立つからです。詳しくは、スピーキングの話の時にしますが、学校生活でよくあるようなシチュエーションで自分の意見を述べる試験なので、難しいことを言う必要はありません。中には講義内容をまとめる問題もあるんですけど、60点目指すのであれば、ちゃんと答えられなくても大丈夫です。

進め方

日本語約は極力見ないようにするのはもちろんなんですが、ひとつの心持ちとして意識して欲しいのは、「自分が発音できない音は聴き取れない」というのを頭に入れておきましょう。実際はそんなことないんですが、というのも日本語でクラスの授業を聞くのと、日本語で自分がプレゼンするのとでは、後者の方が圧倒的に難しいですよね。

でも、「このテキストに書かれている日常会話、全部発音も完璧に自分のものにしてやる」という勢いが必要なのです。先述したとおり、スピーキングのときに役立つのはもちろんですが、それぐらい高いレベルを設定しておかないと、人間絶対手を抜いてしまうので、CDの音をを完コピするぐらい聴いて聴いて聴きまくって、復唱しまくりましょう

家の中でも流しっぱなしです。

通勤通学はもちろん。

お風呂場だって聞こうと思えば聴けますよね。

ここでも大切なことは、たくさんの教材を使わないこと。これと決めた教材を徹底的に学び尽くしてください。完コピです。完コピ。

いろんなものに手を出すと、ひとつのものに注がれる力が小さくなります。数をこなしたとしても、結局、自分がすでに知っている知識を確認するだけになっていたり、本当に必要な自分の苦手な部分に時間を使わず疎かにしてしまっていたり、わかっていると勘違いして全然自分のモノにできていなかったりします。

だからひとつの教材を隅々まで学び尽くす。これが重要なのです。教材にお金をかける必要は全くありません。

5周ほどやり終えたら、ネットでもう少し長めのリスニングに挑戦していきましょう。英語字幕が付いているものはたくさんあります。世界中で英語は勉強されていますから。

今まで勉強したものは、聴けるようになったけど、新しい内容は全然頭に入ってこない…と落ち込むこともあるでしょう。

大丈夫です。僕は今でもリスニングで落ち込みます。そんなもんです。

聴けないものもまだまだたくさんあるけど、聴こえるようになった英語もたくさんあります。

成長を実感してください。英語で情報を取り得ているという事実に喜びましょう。

世界が少しづつ広がっていくのを肌で感じましょう。

次はスピーキングです。

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