クラスでの順位ほど当てにならないものはない

クラスとか学校、クラブ活動などいろんなところで順位が付けられる。

テストの後の成績発表、スポーツの大会における順位だ。

 

競争は必要

今書いているもののタイトルは”クラスでの順位ほど当てにならないものはない”となっているが、決して競争することを非難しているわけではない。むしろ競争することによって、それぞれのパフォーマンスの質というものが高くなると思うし、どうやったら自分の成績が上がるのかという考えて改善していく過程はとても大事だ。

僕がここで言いたいことというのは、一生懸命がんばったけれど、なかなか結果がでない人に向けての言葉である。

 

クラスの成績の順位が最下位だからと言って、日本で最下位なわけではないし、世界で一番下という訳ではない

ある日、僕も自分の英語のテストの結果が思うように上がらずに落ち込んでいた時に言われたものだった。特に周りの人間と比べると、「どうして自分はできないんだ」とか「やっぱり自分には無理なんだ」とかいうネガティブな思考が始まって、とても辛かった。でも、ある指導してくれていた先生のひとりがこう言った。

たとえばクラスの成績の順位が最下位だからと言って、日本で最下位なわけではないし、世界で一番下という訳ではない。同じことは成績上位の人にも言える。クラスで一番だからと言って、日本や世界で一番という訳ではないから、あまり気にし過ぎないことだよ。

すごく気持ちが楽になったのを覚えている。

別に英語の世界で一番になろうとか、そういう意識も必要なかった。ただ目標とする点数が欲しかっただけなのに、まるで自分を傷つけるのが好きな奴みたいに、自分を弱くしていた。それは他人のことを気にしすぎていたのだと思う。自分もそれを評価する他人も別に大したことないのだから、その結果を見て、次はどのように勉強すれば自分にとって効果的だろうと考える方が生産的なのに、その時は自分を傷つけることしかしていなかった。

もっと堂々としようと思った。

 

自分が自然体でいるために

時間かけて勉強しているのに、結果が出ないことを他人に指摘されるのが怖くて、勉強時間を短く言ってみたりするのはやめよう。

その他人が良い人ならば「こんな方法とかあるよ」とか言って、おススメを教えてくれるかもしれない。もしそれを言うことで、気分が悪くなるような反応をされたとしたら、今後その人と関わるのを控えればいいだけだ。

そんなことよりも、自分がやっていることに自信をもつこと。持てないのであれば、人に話せる、話したいと思えるものを見つけるべきなのだろう。

人と比べたりするんじゃなく、今ちゃんと自分の道を進んでいるという確信をもって毎日生活できたらいいですよね。

 

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