仲直りは喧嘩した後にしかできない

 

喧嘩は悪いことだけじゃない

どこで見たのか全然覚えてないのだけど

喧嘩の良いところは、仲直りができることね

という言葉をよく覚えています。

“喧嘩”という言葉を聞いて、完全にネガティブなイメージしか持てなかった僕なんですけど、これを聞いた後は考え方が180°変わりました。

仲直りは良いものです。

確かに喧嘩中は、本当に辛くて、勉強や仕事に集中できず、おもしろくないです。

でもそれを乗り越えて、仲直りした時の気分というか、またひとつ絆が深まった時の感覚はとても良いものです。それはずっと仲良いままでは経験できないものなんだと思います。

 

不幸の後は、必ず幸せがやってくる

これは幸せについても言えることなんだと思います。ずっと幸せだと幸せだと感じられないのかもしれません。嫌なことがあったり、辛いことがあった方が、そうでない時を幸せに思えるのでしょう。

だから自分が辛いと感じる時は、このあとに幸せなことが起こるんだという知らせとも言えますね。それは幸せなことが必ず起こるということではなく、落ち込んで気分が低迷しているからちょっとしたことでも幸せに感じられる時がすぐに来る、という意味です。

なんだ、良いことが起こるわけ違うんか、と思うかもしれないですけど、そんな運に任せた人生を送っていてもしょうがないでしょう。これから言いたいことというのは、辛い時間はすぐに終わるから、心配しなくていいよ、ということです。

これは幸せな時間についても同じことで、幸せに感じるかどうかは相対的なものなんだから、たとえちょっとした悪いことでも、不幸せに感じる時がくるということでもあります。

だったらその都度、一喜一憂してたらキリがないので、今自分が頑張りたいことをコツコツとやっていく方がいいですよね。気分の波で自分のやりたいことのパフォーマンスの質を上下させるのはもったいないです。

ていっても、僕はストレスに弱いので、ちょっと嫌なことがあったら、寝込んでしまうんですけどね(笑)そういうのに振り回されない強い自分を作っていきたいですね。

 

ピンチこそチャンス

他にも、仕事でミスしたときも似たようなことを考えたりします。

今は、個人で仕事をしているのであんまりないですが、会社で働いていた時は、上司に怒られたりすることもありました。とてもたくさんありました。

そんなときは、胃がキリキリしてしまいますね。「ああ何てことしてしまったんだろう」とか、「周りの評価が下がってしまった」とか、いろいろひとりの時に考えてしまって、食事ものどを通らなかったり、なかなか眠れなかったりします。

でもそんなときは、逆に評価を上げるチャンスだと考えるようにしていました。

ここで不貞腐れて、周りに対して悪い態度をとってしまうと何も変わらないどころか、「やっぱりあいつはダメなやつだ」とレッテルを張られたままになってしまいます。

でもそこで歯を食いしばって、「もう一度がんばらせてください」と頭を下げて、仕事をやり切ったときは、その上司との距離が少し縮まった気がしました。

その時の自分は、その時の抱えていた仕事の重要性がわかっておらず、終わってないのにも関わらずすぐに帰ってしまいました。ホントになんの罪悪感もなく、帰ってしまったので、最初はなぜ上司から怒りのメールが送られてきたのかわからなかったぐらいです。ようやく事の重大さに気づいたのですが、普段の怒り方ではないメールの雰囲気に飲み込まれて、かなり落ち込みました。そこで「ピンチこそチャンスだ」という根拠のない言葉を勝手に作り上げて、次の日朝一番に会社に行き、残業もして仕事を進めました。その怒った上司は帰り際に「残業代つけてもいいですよ」と言ってくれたんですけど、さすがに「そうしますとは言いませんでした」それ、残業代もらってたらダサかったですよね(笑)あぶないあぶない

 

おわり

どのシチュエーションをとっても、良いことと悪いことは交互に起こるというのが決まっているようです。これは現時点での相対的な感覚によるものなので、べつに人生を左右する大きな出来事の話じゃないんですけど、そういう風に人生の流れを捉えることで、落ち着いて生活できるようになったと思います。

行きたい方向に向かってさえいれば、多少の悪い出来事は何ともなくなりますね。

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